BraveVPNの評判:Webブラウザほど競争力はない

BraveVPNはウェブブラウザで有名なBrave Browserで作ったVPNサービスです。Braveブラウザは2016年に開始したので歴史がかなり長いです。BraveブラウザはBrave Softwareで作られましたが、この会社設立者はBrendan Eich(ブレンダン・アイク)で、Firefoxを開発しているMozilla財団最高技術責任者(CTO)であり、1995年Netscapeで勤務しJavaScriptを初めて開発した人でもあります。BraveブラウザはChromium基盤なのでChrome拡張機能の大部分を使用でき、Googleの過度な個人情報収集を懸念するが拡張機能はそのまま使いたい人々がBraveブラウザに多く移ったりもしました。

BraveVPNの評判

会社設立者の履歴とスペックがすごいので、Braveブラウザが初めて作られた時マーケティングに少なくない助けになりました。今まで着実に開発され今のBrave Browserの位置まで来ることができた理由は、ウェブブラウザ個人情報設定で頭を悩ませてセッティングしなくても十分に安全だというイメージをよく作って維持してきており、機能とデザイン面でも競争力があったからだと思います。

私はBraveブラウザがそれなりに定着したと思いましたが、最初からOthersとして捕まっていますね。Firefoxは2.3%依然としてオタク用ウェブブラウザです。(本人使用中)Samsung InternetがOpera Browserと共に5位圏ですね。Galaxyスマートフォンに含まれていてそうです。

Contents

BraveVPN 紹介

それではBrave VPNについて調べてみましょう。BraveソフトウェアはVPN以外にもShields、Leo AI、Wallet、Rewardsのようなサービスをしていますが、ウェブブラウザの成長に限界を感じ他の側に事業を拡張する感じですが、まだきちんと定着したものはありません。

BraveVPNサービスは2023年3月から開始しましたがすでに時間がこれだけ過ぎましたが、日本ではBrave VPNユーザーを見つけるのは難しいです。

ウェブブラウザはそれなりに完成度が高い方だと思うのでVPNサービスが初めて発売された時も関心を持っていましたし、ある程度時間が経ってBetaバージョンレッテルは剥がした水準になれば使ってみようと待っていたのですがどうでしょうか?

Features

大部分のVPN説明と似ています。

Brave VPNを使用すれば旅行中保護されていないWi-Fiネットワークまたは公共Wi-Fiネットワークを使用する時心配しなくても良い。Brave VPNは広告およびトラッカーを遮断でき外部のすべてのアプリ、ウェブに対するすべての接続を暗号化して保護してくれ、全世界どこにいても好きなコンテンツにアクセスできる。ISPは私たちがインターネットを通じて何をしているか見ることができ、シークレットウィンドウでもデータを収集および販売が可能だ。Brave VPNを使用すればトラフィックを隠して自由にインターネットができる。このような内容です。

  • No-Logs ポリシー
  • 独立的なセキュリティ会社の監査
  • 追加ファイアウォール
  • 40個以上地域のVPNサーバー
  • サーバーネットワーク 300+
  • 最大10個デバイス保護

Privacy

VPNで最も重要なのはNo logポリシーそしてそれを客観的に証明してくれる外部監査ですよね。(No Log VPN 順位)個人情報保護ポリシーとそれと関連した情報を探してみました。

ここで理解できない部分が生じました。

Privacy Policyを確認できるアドレスは他のドメインです。https://guardianapp.com/policy/service-policies/ ここで見ることができます。説明もなく急にGuardianAppというものがなぜ出るのか探してみましたが、Guardianという会社とパートナーシップを結んだそうです。Brave VPNが独自インフラではないということは知っていましたが、どの会社のものを借りて使うのかと思ったらこの会社で提供しているそうです。それでPrivacy Policyアドレスがここになっているのでした。(Source

結局BraveはGuardianという会社のVPNを名前だけ変えて代理販売する形式でしたね。この会社はファイアウォール+VPN技術を持っているのですが認知度が低いのでBraveとこのような方式で協業するようです。

GuardianホームページにもBrave Firewall + VPN powered by Guardian と出ます。もちろんBrave側でいくつか機能やサーバーなどをもう少し追加することはできます。

Guardian Firewall + VPN

それではこの会社のものを調べればいいですね。

Braveの製品もやはり正式名称は「Brave Firewall + VPN」です。名前も前のものだけ変えてそのまま使いました。

有料プランはGuardian Proですが価格が$9.99でBrave VPNと同じです。

Guardian Proは以下の特徴を持っています。

  • Guardian Firewallのすべての機能
  • AES-256 暗号化
  • 遮断されたトラッカーに対するリアルタイムプッシュ通知
  • VPN資格証明を他のプラットフォームにエクスポート
  • Guardianが選別した遮断リストでより多くの制御
  • 最大5人の家族構成員招待
  • 30日返金ポリシー

データ転送

そしてこの部分が目につきました。

BraveのFirewall + VPNは暗号化されたVPNを通じてユーザーのすべてのトラフィックをGuardianサーバーに転送し、どのアプリが秘密裏に追跡データを転送するか把握する。

「暗号化されたユーザーのトラフィック」をGuardianサーバーに送るということ.. ところでGuardianはどのアプリがトラッカーなどを通じてデータを秘密裏に転送するか「把握」できる?

結論

結局Brave社のVPNインフラではなく、他社のものを借りて名前だけ貸してくれるのと同じでした。大衆的認知度が低い会社のエンジンを持ってきて包装をきれいにしたサービスに見える上、価格まであまりにも高くてBrave VPNを使用する人が誰がいるか気になります。

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